Bindingアクセサではエラーが表示されない
Binding.asのコメントに、こんな記載があります。
// Certain errors are normal when executing a srcFunc or destFunc, // so we swallow them: // Error #1006: Call attempted on an object that is not a function. // Error #1009: null has no properties. // Error #1010: undefined has no properties. // Error #1055: - has no properties. // Error #1069: Property - not found on - and there is no default value // We allow any other errors to be thrown.
要約すると、Bindingソースとなっているアクセサメソッド内でこれらのエラーが生じた場合、握りつぶされるということです。
traceも出力されません。
MXMLに利用する都合上、確かにそのほうが柔軟なコーディングが期待できるのですが、アイテムレンダラーを利用するList系のコンポーネントについては、十分な注意が必要です。
ドロップインのアイテムレンダラーで使っているアイテムレンダラーでこれらのエラーが生じた場合、値が書き換わらずにメソッドを終了してしまいます。
アイテムレンダラーは再利用されるので、この場合、再利用前の行データ由来の値がそのまま表示され、一見正しく動いているように見えても値が間違っているという深刻な事態を招きます。
マジな話、警告ぐらい出してくれないとテストできないっす(−−;